.Re: ロボットとサイボーグ | 返信 |
>「えっ、サイボーグって人間を機械に改造したもんで、だから元は人間で、ロボットは最初から機械なんじゃないの?」と言ったんですが、これって、正しい認識かな? 正しいです(^^)。 ただ、最近はその境界線が曖昧になりつつあるけどね。 そもそもの語源は、 ビリエ・ド・リラダンが19世紀後半に書いたSF小説「未来のイヴ」の中で登場する美人人造人間が、アンドロイドの最初といわれる。 ロボットは、チェコ語の「強制労働」を意味する「ロボタ」が語源で、カレル・チャペックが1920年に発表した戯曲の中で初めて使った。精神医学者のクラインズらが提唱したサイボーグは、人間の一部器官を人工物で補う研究で、「サイバネティック オーガニズム」の略称。 ……ということ。 もっぱら有機的な体をペースにして、一部を機械で補っている場合をさす。 曖昧になっているというのは、一から機械でできていても、その基本には有機的なシステムを模倣していたり、機械をベースにして有機的なパーツを組み合わせるといった、ハイブリットが現実には存在するようになったから。 映画「ロボコップ」の場合には、大部分が機械で、脳だけ人間だからね。比重からいえばロボットに近い。作品の中でもロボット扱いだったし。 人間そっくりのマシンを「アンドロイド」ともいう。 つまり、「ロボット」「サイボーグ」「アンドロイド」と微妙に違うわけだけど、姿や機能的なことでは、差違がなくなってきているとはいえる。 「スターウォーズ」の世界では、「ロボット」と「アンドロイド」をひっくるめてドゥロイドと扱ってたね。ベイダーは分類としては「サイボーグ」なんだけど、作品中ではそういう表現は出てこない。それは体に機械を埋めこんだり代替するのが当たり前になっているからだろう。ルークも手首を切り落とされて、人工の手にしていたからね。 >(ちなみに森村は009世代ではないです。) 私はその世代だな(^^)。憧れだったよ。 |