. トップ .
ツリーへ
<--   No24   -->
.「プリティ・プリンセス」の感想返信  
 正直言って、あまり期待してなかったのですが(笑)、予想以上に面白かったです。物語は、サン・フランシスコにアーティストの母親と一緒に住む、ドジな高校生のミア・サーモポリスの元を、長い間音信不通の父方の祖母が訪れるところからはじまります。
 実はこの祖母、ヨーロッパの小国であるジェノヴィアの女王様。本来王位を
継ぐはずの王子で、ミアの母親と離婚していたミアの父親が急死したために、王位継承者として、ミアが指名されることになるのです。
 ミアの母親は、別れた主人が再婚して、子供を作るとばかり思っていたので、ミアにはこのことを、知らせていなかったわけです。突然、王位継承者に
指名されたミアの困惑、それまで周囲からバカにされていたミアが、突然ハイスクールの人気者になるくだりなど、登場人物の心理描写がいきいきと描かれており、なおかつベタなギャグ満載で、非常に楽しめました。
 主演のアン・ハサウェイも、可愛いなあ。エキセントリックで、マイペースな主人公を、軽やかに演じていました。今年初めて観る映画だったのですが、観終わってHappyな気持ちになれました。
 ミアの母親が製作していた前衛的な芸術や、アーティスティックなお家の描写も、なかなか楽しかったです。ただ途中、編集の仕方が不自然なところがありました。
 ジェノヴィアの男爵夫妻を、根拠なく悪役扱いにしたのもちょっと、引っかかりました。女王を演じたジュリー・アンドリュース(「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」でヒロインを演じた往年の名女優)の演技も素晴らしい。まさに、女王の風格と気品を感じました。
小林真弥 mail 2002/01/17木23:49 [24]

上へ



RAIBPLh114-wakatiai.com
Notregisted
2002/04/15月06:09